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恋愛依存症の禁断症状とパターン

恋愛依存症の禁断症状とは相手に見捨てられたと認識したときに起こる、怒りや嫉妬、恐怖の感情のことです。

だれでも失恋すればこのような感情を抱くことはありますが恋愛依存症者の場合はこの感情が強くなりすぎて危険な行動を取る場合もあります。

なぜ恋愛依存症においてこのような禁断症状が起こるのか理解しやすいように、恋愛依存症者の恋愛パターンに沿って説明します。

恋愛依存症者は異性と出会った場合に早い段階で相手の魅力に惹かれることが多いです。一目惚れの場合もあります。

また恋愛依存症者が好きになる相手には同じようなタイプが多く、彼らもまた恋愛依存症者に対し早い段階で恋愛感情を持ちます。

強く惹かれ合う者同士で情熱的に始まりやすいのが恋愛依存症者の恋愛と言えます。

付き合い始めはとても幸せで満たされた気分を味わうことが出来ます。今まで感じていた寂しさや空虚感は埋められるでしょう。

今回の相手こそ自分を絶対に幸せにしてくれる理想の相手だと思い込んでいるからです。

そしてさらに妄想は膨らみます。

「きっと彼はこんなことをしてくれるだろう」「私のことを永遠に愛し続けてくれるだろう」と考え、自分の中で勝手に理想の相手を作り上げるのです。

残念なことにこの幸せな時間は長くは続きません。

理想通りにパートナーが動いてくれることは有り得ないですし、求めるほどに相手は息苦しさを感じて距離を置こうとするからです。

少しずつ綻びが出始めてきます。それでもこの段階ではまだ相手を信じようという気持ちが強いです。

信じるというよりも不都合な現実を歪めて捉えているといった方が良いかもしれません。

パートナーが電話に出なくなっても「仕事で忙しいのだろう」と自分を納得させます。

他の女性と仲良く歩いているところを見ても「仕事関係の人だろう」と思い込もうとします。

この状態もいつまでも続きません。

パートナーがあなたの思い通りに動かないことに対してあなたの不満も段々と大きくなっています。

そしていくつもの事実が積み重なるうちに「どうやら自分は見捨てられそうだ」と気が付きます。

人によってはここで相手の気持ちを取り戻すために泣いたり、脅したりすることもあります。

完全に自分が見捨てられたということを理解すると禁断症状としての怒りや恐怖、嫉妬、虚しさなどの感情が沸きあがってきます。

同時に幼少期の感情も甦ってきます。恋愛依存症者の場合、親からの愛情が不足していたケースが多いためそのときに感じた寂しさなどが甦るのです。

現在のパートナーに見捨てられた感情と幼少期の感情が同時に沸きあがってくることにより押しつぶされそうな感覚になってしまうのです。

これは通常の失恋によるショックなどとは比べ物にならないくらい辛い感情です。

この禁断症状から抜け出そうとするときにおかしなことを考える人もいます。

パートナーとヨリを戻すための計画を何日もかけて練ったり、復讐する方法を必死に調べたりします。

そういった計画を考えているときは禁断症状を感じずに済むからです。

計画だけで済まず実際に行動に移してしまう人もいます。

男女関係のもつれによる事件の中には恋愛依存症者による禁断症状の悪化によるものがいくつも含まれていると考えられます。

大きな事件につながらなくても禁断症状の出た恋愛依存症者は何らかの形で感情を爆発させることが多いと言えます。

その後はどうするかというと再び振り出しに戻るのです。

また新たなパートナーを見つけ「この人こそ私を幸せにしてくれる人」と思い込みます。

パートナーとヨリを戻すことが出来た場合は「彼は私のために変わってくれた」と思い込みます。

これが恋愛依存症からいつまでも抜け出せない人のパターンなのです。

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