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自分の見立てや希望は遠慮なく言ってください

カウンセリングが終わった後にいつも一人で振り返るのですが、最近は「もしかして本人は事前に希望していたカウンセリングがあったのではないか?」と思うことが増えました。

特に恋愛依存症のカウンセリングに関してそのような思いを持つことが多いです。

もちろん私としては最も適したカウンセリングを行っているつもりですので後悔をしているわけではありません。

たとえ本人が希望するカウンセリングを伝えたとしても、効果がないと思えばそれを採用することはないでしょう。

しかし本人が「何でこの手法なの?」という疑問を抱え、それを聞けずにいたとしたらそれは完全に私の落ち度です。

ちゃんと説明をしているつもりですがそれが伝わっていないということです。

自分の抱えている問題について色々と調べているうちにこのサイトを見つけて相談に来たという方は多くいらっしゃいます。

その問題についてグーグルで検索してもこのサイトが表示されるのは10ページ目以降ということもよくあります。

それはどういうことかというと悩んでいる人は答えが見つかるまで何十個ものサイトを見ているということです。

その中でようやく「このカウンセラーなら解決してくれるかもしれない」と思って来てくれるのです。

遠方から新幹線や飛行機でやってくる方もいます。

相談前にネットで色々と調べて相談に来る方というのは自分の中で希望しているカウンセリングというものが既に決まっている場合もあります。

しかしそれを伝えても良いのかどうかと迷ってしまう人もいると思います。

そういう場合は遠慮なく言ってください。

たとえば「自分は恋愛依存症かもしれない。そして認知療法で改善するような気がする…」と思っているのであればそのまま伝えて欲しいと思います。

話を聴く中で「あなたの思っていた通りでしたね」ということもあれば「ちょっと違ったみたいですね」となることもあります。

たとえ自分の見立てが間違っていたとしてもそれは問題ではないのです。

問題なのは私があなたの期待を裏切ってしまうことです。

「このカウンセラーはきっとこうしてくれるはず」という期待を持って相談に来たのに、実際には違う結果になってしまったときに「サイトに書いていることと違うのでは?」と違和感や不信感を抱いてしまうことが問題です。

どんなに適切なカウンセリング手法であってもそれを受ける側が信頼してくれなかったら効果が半減してしまいます。

専門用語でラポールと言いますがカウンセラーと相談者の間の信頼関係がとても大切なのです。

中には相談に来る方が勝手に自分の見立てを話すことを嫌うカウンセラーもいます。

確かに間違った知識によって自分の心の状態を決めつけそれを信じ込んでしまうのは問題です。

しかし自分の頭の中で考えたことをカウンセラーに話すことは問題ではありません。

「自分は○○という心理状態かもしれない」という思考を持ったという過程そのものが大切な情報です。

なので思っていることは遠慮なく伝えて欲しいと思います。

それがより良いカウンセリングに繋がります。

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