共依存とは?

共依存とは自分のことよりも他人の面倒を見ることを優先させている状態のことです。
自分と特定の相手との関係に異常に依存ていると言えます。

この場合の特定の相手とは薬物依存症や精神疾患などサポートを必要とする立場にいる人である場合が多いです。

この場合サポートしている側が共依存症者であり、サポートされる側は共依存症者とは言いません。

彼らを助けるという行為に自分自身の存在価値を見出しているのです。またはそうすることが当然であると思い込んでいます。

アルコール中毒や暴力をふるうパートナーと別れることが出来ない人や、いつもそのようなパートナーばかり選んでしまう人は共依存の傾向があるかもしれません。

共依存症にはいくつかの次のような特徴が見られます。

自分と他人との境界が曖昧

特定の相手が落ち込んだり、不安を感じていると自分までそのような感情を強く感じます。

そして相手を悩ます原因が取り除かれなければ自分の心も穏やかにならないと考えます。

本人以上に問題解決に真剣に取り組みます。
自分と相手の心が一つであるように勘違いしています。

一人でいるときも自分のことではなく相手のことで頭がいっぱいになっています。

自分に自信がない

自己肯定感が低く誰かの役に立たなければ自分の存在価値はないと思っています。

そのため助けを必要としている人を積極的にサポートし感謝されることで自分の価値を認めようとします。

相手から求められなくなることに不安を感じています。

病気の看病をしているときに相手が回復すると物足りなさを覚えることもあります。

自分が犠牲となっていることに疑問を持たない

例えばアルコール依存症のパートナーのケアをしている人は自分の時間を犠牲にしなければならないことが多いです。
暴力を振るわれている人もいます。

共依存症者の場合、このような状況でも世話をするのが当然であると考え相手が回復しないのは自分の責任とすら思っていることもあります。

感謝されないと不安や怒りを感じる

共依存症者は相手から求められたり、役に立ったという実感を得ることで自分の価値を見出します。

そのため誰かに何かをしてあげたときに相手から感謝されないと不安や怒りを覚えます。

また求められていない場面でも自分から介入したりアドバイスをします。

そしてそれが受け入れられないと怒りや寂しさを感じることがあります。

思い込みが激しい

共依存は「困っている人」と「助けてあげる自分」という関係でのみ成り立つものではありません。

一見、問題を抱えていないように見える親子関係などでも起り得ます。

自分の考えた計画こそが幸せになれる唯一の方法と思い込んでいる親は子供の日常生活や将来を全て思い通りにしようとします。

子供をコントロールすることこそが自分の人生になっているのです。

特に「あなたのためを思って…」が口グセになっている人は要注意です。

「あなたのため」と思い込んでいるだけで実は「自分のため」なのです。

上記以外にも共依存の特徴は様々です。

自分のことを考える時間よりも他人のことを考える時間のほうが圧倒的に多いというひとは共依存かもしれません。

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