不倫の悩み相談

当カウンセリングルームには不倫に関する悩み相談にいらっしゃる方も多くいます。

女性が独身で不倫相手の男性が妻子持ちという組み合わせで、悩んでいる女性が相談にやって来るというケースが多いです。

日経ウーマンオンラインのアンケート結果によると「あなたは過去・現在不倫をしたことがありますか?」という質問に58%の人が「はい」と回答したそうです。
(※回答者350人のうち半数が独身女性)

他の調査では不倫経験者は30%という結果もありますので回答する人の属性によって割合は変わってきますが、不倫はそれほど珍しいことではなくなっています。

不倫相手と出会う場所で最も多いのは職場です。不倫経験者の70%が職場で出会っています。

不倫の相談内容で最も多いのは「別れようと思っているけれどずるずると関係を持ってしまっている」というものです。

不倫関係を終わらせることが出来ないのは相手のことが本当に好きというよりは、脳が勘違いしていたり情が移ってしまっているだけというケースが多いのです。

関係を清算することが出来ないという人は冷静に考えてみましょう。

家族を養っているという実績に騙されている

男性が女性を選ぶときは優秀な自分の子供を産んでくれるか?という基準で選択します。
女性が男性を選ぶときは自分と生まれてくる子供を養ってくれるか?という基準で選択します。

人間が狩猟生活をしていた時代の女性は妊娠中と子育て中は獲物を獲ってくることが出来ませんでしたのでこのような判断基準になるのです。

現在は妊娠中でもお金を稼ぐ方法はありますのでこの判断基準は時代に則していません。
しかし社会の進化に本能の進化が追いついていないため、このような判断基準は本能の中に残っていると考えられます。

既婚男性の場合は家族を養っているという実績が既にあることになります。
なので「このオスは優秀だ」と判断して魅力的に感じてしまうのです。
結婚指輪をしている男性に魅力を感じてしまう女性というのは、妻も子供も大切にしている素敵な男性と無意識のうちに妄想しているのです。

不倫中は会える時間も限られます。男性もその時間中だけは「ワガママを聞いてくれる包容力のある大人の男」を演じることは簡単です。

そして不倫関係が進むにつれて「妻子を養っている素敵な男性が他の女性と不倫をしている」という矛盾は見落としてしまうのです。

ドキドキ感を恋愛感情と勘違いする

不倫中は興奮を感じる機会が非常に多いです。

男性の妻子にバレてはいけないですし、社内不倫の場合は職場にバレてもいけません。
二人きりで会っているときも誰かに見られないようにとドキドキしっぱなしです。

人間はこのような興奮を恋愛による興奮と勘違いしてしまうことがあります。
これを心理学で錯誤帰属と言います。原因を勘違いしているということです。「吊り橋効果」と呼ばれることもあります。

錯誤帰属が起こるケースはまだあります。
あなたが不倫をしていると友達や家族は反対します。
するとあなたはそれに反発します。そして興奮状態になります。

「私の気持ちがこんなにドキドキするなんて私は彼のことが大好きなんだわ」と勘違いしてしまいます。

障害のある恋愛ほど燃えるというのはこのためです。
「ロミオとジュリエット効果」などとも言われます。

不倫という秘密を共有することで連帯感が生まれることもあります。

不倫中というのは情熱的な恋愛をしていると勘違いしやすい状況がたくさん揃っているのです。

もし相手が独身だった場合ここまでの興奮を感じることはないでしょう。
ただのオッサンとしか思わなかったはずです。

関係を清算して何年かすると「なぜあんな人に魅力を感じていたんだろう?」と自分でも不思議な感覚になる女性は多いです。

妻に対する優越感

不倫中は優越感を感じる女性が多いです。「私はそんなことない」という人でも無意識に感じていることがあります。
誰に対する優越感かというと不倫相手の妻に対してです。

「この男は妻がいるのにリスクを犯して私を選んだ。私はそれだけ魅力的な女」と考えているのです。
女性は他人と比べることで性的な魅力を計ろうとする傾向が強いです。(男性は社会的地位を比べたがります)
不倫相手の妻と比べることで自分の価値を確認しているのです。

「あなたは結婚というアドバンテージを持っていながら私に負けたのよ」と思っているのです。

ただそれはあなたの魅力が勝ったのではなく新鮮さが勝っただけなのです。
去年買ったエルメスのバーキンよりも今日買った2,980円のバッグの方が最初の一週間くらいは持ち歩きたくなるものです。これと同じです。

不倫相手が上司の場合も勘違いしがちです。
「数いる同僚の中から私が選ばれた」と同僚に対して優越感を感じていることがあります。
そもそも同僚は選ばれようと思っていないということは忘れがちです。

不倫に優越感を感じるタイプの女性の場合、自分が最初で最後の不倫相手でないと気持ちが冷めます。
自分よりも前に不倫していたことが分かると怒りがこみ上げてきます。
それは相手に対する嫉妬ではなく、自分の価値が下がった気分になることへの怒りです。

不倫する価値のある男なのか?

不倫は絶対にするなと言っているわけではありません。価値観や生き方は人それぞれです。
国の数ではなく文化の数で数えたら一夫多妻制のほうが多いとも言われています。
しかし相手が不倫するほど価値のある男なのかは見極めるべきです。

女優の樋田慶子さんのお婆さんは「つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり」と言っていたそうです。
「浮気は男の甲斐性」などという言葉もあります。
甲斐性というのは頼りがいや気力など指す言葉ですが、現在は経済力を表す言葉として定着しました。

自分の家族にも不倫相手にも一生贅沢な暮らしをさせられるだけの経済力があるなら「浮気は男の甲斐性」と言えるでしょう。
あなたの不倫相手はあなたが慰謝料を請求されるリスクを負ってまで付き合う価値のある男性でしょうか?

そもそも慰謝料を請求される可能性がある時点で価値のある男ではありません。
妻が「これだけ良い暮らしをさせてもらってるから女遊びくらいは大目に見るわ」と言ってくれているような男性を相手に選ぶべきです。

ただしそういう男性の場合、女性は自分が完全に遊び相手だと認識させられてしまうため不倫特有のドキドキを味わうことができません。
つまりドキドキを感じている時点で不倫相手は大したことのない男性ということです。

東京のカウンセリングルーム『ibrain』
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