カウンセラーに性格の悪い人が多い理由

カウンセリングを受けたときに「カウンセラーの性格が悪い」と思ったことのある人もいるでしょう。

自分の心が病んでいるからそう見えてしまうのかな?と考えるかもしれません。

でもきっとカウンセラーの性格が悪いのです。その理由をいくつか説明します。

ナルシスト・自己愛性パーソナリティー障害

カウンセラーのブログでこのような感じの文章を見たことないでしょうか?

クライエント様から「色々な人の相談に乗っていて大変じゃないですか?」と聞かれることがあるんですね。
でもそんなことは全然思ったことございません。私は心を扱うプロですから自分の心もきちんとコントロールしてあげてるんです。
心にも栄養を与えてあげると「ありがとう」って返事が聞こえてくるような気がするんですね。

言い回しを必死で丁寧にしている中身はないけれど上から目線な文章です。

これはいま私が適当につくったものですが本気でこのような文章を書いているカウンセラーもいます。

なぜこのような文章が書けるかというとナルシストだったり自己愛性パーソナリティー障害だからです。
カウンセラーの性格が悪いと思われる理由の1つはこれなのです。

こういうブログを書くカウンセラーの知識はブックオフで100円で売っている「誰でもわかる心理学」のような本レベルしかないことが多いです。

それでも相談に来た人に対して上から目線になります。
自己愛性パーソナリティー障害の場合、素人に毛が生えたレベルの知識しかなくても自分はものすごい知識を持っていると勘違いしてしまうことがあります。

そして中身のない薄いカウンセリングをした上に随所に上から目線が出てくるので性格が悪いと思われてしまうのです。

ブログでやたらと「プロとして」「プライドを持って」という言葉を使う人はこのタイプなので気をつけなければなりません。
ノリツッコミのような文章を使う人も同様です。

他の仕事で社会的評価を得られなかった人がなることもある

自分が劣っていると思ったときに人の心は様々な反応を見せます。
それを否定しようとしたり、他人を批判したり、あえてその立場にいると強がったりします。

自分よりも弱い立場の人の世話をすることによって相対的に立場を高めようとする人もいます。
このように劣等感の裏返しによって人助けをしたい心理を「メサイアコンプレックス(救世主願望)」と言います。
アルコール依存症のパートナーと共依存関係に陥る人にも同様の心理があるとされています。

カウンセラーにもこのタイプがけっこういます。
震災等が起こったときに頼まれもしないのに「心の相談に乗ります」と言って、間違ったアプローチをして余計にトラウマを悪化させてしまうのはこのタイプです。

他の仕事で社会的評価を得ることが出来なかった反動でカウンセラーになった人に多いです。

この手のカウンセラーは相談者の気持ちを決め付けたり、否定したりします。
なぜなら相手が自分よりも下の立場でないと自分のコンプレックスが解消されないからです。

自分自身の心の問題が解決していないため相談者に対して受容的な態度が持てないのです。

勘違いしやすい知識と環境

カウンセリングが上手くいって問題を解決することができれば感謝されることがあります。
解決する前段階であっても相談者から頼られ特別な存在に位置づけられます。

また心理学のテクニックは日常生活でも役に立ちます。
私は心理学の知識のおかげで他の仕事において騙されずに済んだことが何度もあります。

こういった体験を繰り返すと勘違いしがちです。

自分は人の心を完全に操れるのではないか?と錯覚することがあるのです。
そこまでいかなくともほとんどの人間の行動を心理学で説明できる気になります。

つまり付け上がるのです。
そして無意識に不遜な態度として出るため性格が悪く見えます。
実際に性格が悪くなっていることもあります。

私も性格が悪いと思う

私の性格はどうかというと、たぶん悪いと思います。
少なくとも良くはないのではと認識しています。

もちろんカウンセリング中にそういった性格が出てくることはないです。
決め付けたり、否定したりすることは絶対にないのです。

しかし日常の自分の行動を見ていると「もしかして凄く性格悪いんじゃないかな…」と思うことがあります。

愚痴ばかりの人を見たときに浮かんでくること

誰かの悪口を言うとか虐めるということではないので上手く言葉にしにくいのですが…。

例えば愚痴や不満を言い続けている人たちがいたとします。
普通の性格の人なら良くないことだと思うかもしれません。

しかし私の心の中には「この人たちが皆、愚痴を言うのをやめて努力し始めてしまったら世の中の競争が激しくなってしまうからこのままでOK」という考えが浮かんできます。

性格が悪くなければ出て来ない思考なのではと思うのです。

それなりに評価を得たのかもしれないが

カウンセラーになる人の中には他の仕事で社会的評価を得られなかった人もいると説明しました。
だからメサイアコンプレックスになっているのだと。

この点について私はかなりの注意を払っています。
自分がそうなっていないか?ということを自問自答しています。

経営コンサルティングなど他の仕事も同時にしているのにはこういった理由もあります。
他の仕事で評価を得ることによってそれを防いでいるのです。

しかしこのような行為をすることの深層には「自分は社会的評価を得たうえで人の相談に乗っている精神的に安定した人間なんだ。他のカウンセラーとは違うんだ」という傲慢さが隠れているのかもしれません。

そう考えるとやはり性格が悪いのだと思うのです。

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