お化け屋敷でデートすると好きになる

お化け屋敷でデートしているカップルの前に突然お化けが現れて彼女が「キャー」と叫びながら彼氏に抱きつくというシーンがドラマや漫画であります。

そこで頼りになる彼氏のことをもっと好きになるというパターンが多いのですがこれは心理学的にも正しいと言えます。

付き合う前に下心を持ってお化け屋敷に誘う男性はこの効果を経験的に知っていると言えます。

人間は社会的な動物ですから他人と仲良くしたいという欲求を持っています。
これを心理学では「親和欲求」と言います。

親和欲求の強さは人によって違いますが男性よりも女性のほうが強い傾向にあると言われています。

これは女性の方が集団で行動したがることからも間違ってはいないでしょう。

不安や恐怖を感じると親和欲求は高まる

恐怖や不安を感じたときに親和欲求は高まります。

お化け屋敷で一緒にいる異性が魅力的に見えることがあるのはこのためです。

アメリカの心理学者スタンレー・シャクターが次のような実験を行いました。

まず女子学生に電気ショックの反応をテストするための実験と伝えます。

1つのグループには「かゆくなる程度の電気ショックを流します」と伝えます。

もう1つのグループには「かなり強い電気ショックを流しますが傷は残りません」と伝えます。

そして実験の準備をするまで待合室で待機するように言います。

このときに一人で待つ個室と他の被験者と同じ大部屋のどちらで待ちたいかを確認しました。

その結果、かゆくなる程度の電気ショックを流すと言われた女子学生は約3割しか大部屋を希望しなかったのに対し、強い電気ショックを流すと言われた女子学生は6割以上が大部屋を希望しました。

つまり電気ショックに対する恐怖心が親和欲求を高め誰かと一緒にいたいという欲求をもたらしたと考えられます。

お化け屋敷で一緒にいる人に対して近づきたいと思う原理もこれと同じなのです。

大きな災害が発生したときにも人は不安を感じ誰かと一緒にいたいと強く思うため、震災の発生した年は結婚したいと考える人の割合が高まると言われています。

実際に2011年の東日本大震災の後に結婚相談所に登録する人の数が急増したとも言われています。

親和欲求が強すぎるとダメ男に引っ掛かる

親和欲求が強いというのは別の見方をすれば協調性があるということですから良いことです。

しかし強すぎると人間関係に支障を来たす場合もあります。

もしあなたがお化け屋敷などで強い恐怖を感じたときに一緒にいる相手を必要以上に評価してしまうようなら、あなたは感情の変化によって親和欲求が強くなりやすいタイプと言えます。

このタイプの人は失恋直後などは強い寂しさを感じそれを誰かで埋めようとする傾向があります。

この時相手に求めるハードルは下がりますのでダメ男に引っ掛かってしまうこともあります。

常に恋人がいないと不安という人は親和欲求が強すぎるのかもしれません。

思い当たる人は寂しさを感じたときほど慎重に相手を選びましょう。

タイトルとURLをコピーしました