HSPの大学生はコミュニケーション不安やストレスを感じやすい

HSPの大学生はコミュニケーション不安やストレスを感じやすい
 

研究によるとHSPの大学生は学内でのコミュニケーション不安やストレスを感じやすいことが分かっています。
特に学業の面でこのような傾向が出やすいようです。

大学生304人の調査

ルイジアナ州立大学の研究者がHSPとコミュニケーション不安、ストレスの関係について調査しました。
この調査では304人の大学生にコンピュータ上でそれぞれのチェックリストに回答してもらいました。

その回答を分析したところHSPの傾向が強い人は学校でのコミュニケーション不安やストレスを感じやすいことが分かりました。

コミュニケーション不安にはグループワークや研究発表などの不安が含まれます。
HSPは集団内で活動するとき注目されているという意識が強くなりすぎ緊張や震えが起こりパフォーマンスが低下することがあります。

また教室の蛍光灯や雑音が気になって集中できなくなったり、講義を受けながら討論や発表というマルチタスクを求められることで強いストレスを感じます。
この研究ではHSPは特に学業面におけるストレスが強いことが分かりました。

科学的根拠に基づいたアドバイスを求めよう

大学時代はモラトリアム(猶予期間)といわれることもありますが想像以上に不安やプレッシャーを受けやすい時期です。

1年生のときは生活の変化への対応を求められ、落ち着いたころには恋愛やサークル内のトラブルが起こったり、3年生になると就職活動のプレッシャーなども出てきます。

人間は不安になると感情を制御する前頭前野の働きが弱まり判断力が低下して衝動的に行動したり騙されてしまうことがあります。

これは頭の良し悪しとは関係ありません。仮にあなたが偏差値の高い大学に通っていたとしても不安やプレッシャーを感じているときは自分よりも頭の悪い人にでも簡単に騙されます。
孤独感を覚えているときは尚更です。

そこにつけ込みあなたの自尊心を操作して自分に依存させようとする人もいます。
HSPの相談に来る大学生の中にも自己啓発セミナーや占いにハマってしまったという人は少なくありません。

あなたがHSPで大学生活に辛さを感じているのなら科学的根拠に基づいたアドバイスができる人に相談しましょう。
大学内に設置された学生相談室に行ってみるのも良いかもしれません。

参考にした論文:Sensory-Processing Sensitivity and Communication Apprehension: Dual Influences on Self-Reported Stress in a College Student Sample.