思い込みが激しいのは病気か?認知の歪みか?

相手の些細な言動によって嫌われていると決め付けたり、上司に軽く注意されただけで自分は無能と判断してしまう人がいます。

もっと深刻になると周りの人間が自分を陥れようとしているに違いないという被害妄想を持つこともあります。

このような激しい思い込みの原因には心の病気や認知の歪みが考えられます。

心の病気

激しい思い込みを特徴とする心の病気は複数存在します。

私は精神科医ではありませんので詳細は省きますが有名なものを簡単に説明します。

統合失調症

他人から嫌がらせをされているという被害妄想を持つことが多いです。

他にも周りの人が話していることが全て自分に関することと思ったり見張られていると思い込むことがあります。

これらの妄想以外に幻覚が現れるのも特徴です。

そこにいない人の声が聞こえたり、存在しないものが見えたりします。

妄想性パーソナリティ障害

強い猜疑心を持ち他人が自分を傷つけようとしている騙そうとしているなどと考えます。

このような激しい思い込みを持つ場合でも十分な根拠はないことが多いです。

恋人からの連絡が来ないだけで浮気をしているに違いないと決め付けたりもします。

上記の統合失調症や社交不安障害など他の心の病気と並存することが多いです。

5人に1人は一生のうちになんらかの心の病気にかかると言われていますから思い込みの激しさが精神疾患に起因するのは珍しいことではありません。

認知の歪み

病気でなくとも思い込みの激しい人はいます。

例えばデート中に彼氏が腕時計を見ただけで「早く帰りたいんだ」と不安になったり、仕事で難しい案件を任されたときに「会社を辞めさせようとしている」と心配になったりします。

このような思い込みは「認知の歪み」の一つと考えられています。

認知の歪みとは物事の捉え方のバランスが崩れている状態と考えると分かりやすいと思います。

通常は何か言われても様々な角度から検証することが出来ます。

しかし認知が歪んでいると一度持った激しい思い込みを捨てられずに固執します。

これは病気というよりも思考のクセです。
原因はトラウマや育てられ方などがあります。
現在いる環境が影響していることもあります。

クセですから認知療法などで治すことが可能です。

しかし放置しておくと心の病気につながることもありますから適切に対処しなければなりません。

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