恋愛に妥協は必要か?

恋愛における妥協

恋愛対象を選ぶ段階から妥協してしまう人がいます。

魅力的な相手があらわれても「どうせ相手にされないから」と好きにならないように感情にフタをしてしまうタイプです。

心理学にはマッチング仮説というものがあります。

簡単に説明すると人は自分と同じくらいのレベルの相手を狙う傾向があるという仮説です。

ここでいうレベルとは外見、性格、社会的地位など様々な要素を総合的に判断したものです。

あまりにレベルの高い相手では告白してもOKしてもらえない可能性が高いです。

振られて自尊心が傷つくのを避けたいと思います。

だから妥協するのです。

ですがこれはあくまでも恋愛を行動に移す段階での話です。

好きになる段階から妥協するのはちょっと勿体ない気がします。

そもそもレベルのつり合わない相手と付き合うのは難しいのか?

ということですがそんなこともないのです。

カウンセリングに来た方が了承してくれた場合はアンケートに回答してもらうことがあります。

最近のアンケートで次のような質問をしました。

「あなたの自己評価は10段階でどれくらいですか?」

容姿やスタイル、年齢に関わらず多くの女性が5か6と答えます。

もちろん自己評価が甘くなる人もいれば、謙遜する人もいます。

なので全員が本当にこのレベルだと思っているとは言い切れませんが平均的な女性は5か6です。

さらに次のような質問をします。

「彼氏にするならどのレベル以上が良いですか?」

この質問に対する答えとして最も多いのは7か8です。

自己評価よりも低いレベルの相手で良いという人はいません。

多くの女性が自分よりも高いレベルかつ平均よりも上の相手を求めているのです。
この質問には続きがあります。

「あなたの好きな人のレベルはいくつですか?」

この質問の答えで最も多いのは9か10です。

他人が見た客観的な評価は7か8の相手だと思います。

しかし好きという感情のおかげで冷静に判断できなくなっているのです。

なので2つか3つ高く見積もってしまうのです。

あなたのレベルが5だとしたら客観的に見たレベルが8の相手と付き合うことは十分可能です。

相手に恋愛感情を抱かせれば良いのです。

当たり前のことじゃないかと思われるかもしれませんが、恋愛対象を選ぶ段階から既に妥協している女性は少なくありません。

この場合レベル5の相手を8とか9と勘違いしてしまうこともあります。

恋愛中は脳内で不快感を感じる扁桃核、物事を批判的に捉える頭頂・側頭結合部の活動が抑えられるという実験結果もあります。

「恋は盲目」というのは脳科学的に見ても有り得る話なのです。

自分が満足していれば良いのですが恋愛の賞味期限は1年半から2年と言われています。

恋愛感情が無くなったときに目の前にいる相手が妥協できないレベルの相手だったら大変です。

なので好きになる段階で妥協するのはおすすめしません。

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