周囲の人から優しい人だと思われたいときは第三者を褒めると良いです。
さりげなく「○○さんは優しい人だよ」と言えば良いのです。
そうすることで話し手であるあなたの印象も同じものになります。
自発的特長変換
自分の身の回りにいる人を思い出してみてください。
いつも他人の悪口ばかり言っている人は性格の悪いイメージがあると思います。
反対に他人を褒めている人には良いイメージを持っています。
私たちは自分でも気づかないうちに話題に挙がっている人とそれを話している人を結びつけているのです。
このように第三者の特徴が話し手の印象として残ることを「自発的特長変換」と言います。
他人のことを「優しい」と褒めていればそれが自分の印象になるのです。
もちろん言葉だけでなくそれを発するときの態度も大切です。
穏やかな口調で話さなければなりません。
人間は話した内容だけではなくそのときの態度も記憶に留めるからです。
評判は本人に伝わる
職場で上司に怒られて落ち込んでいるときに同僚から「部長は怒ってたけど影では褒めてたよ」と言われたら嬉しいものです。
自分は期待されているから怒られたのだと前向きに捉えることができます。
これとは反対に友達から「私達は親友だよね」と言われても陰口を言われたことを他の友達から知らされたらショックを受けます。
人間は自分のいないところで言われたことを本音であると信じるのです。
また第三者を通して言われると余計に真実味が増します。(ウィンザー効果)
なので本人のいないところで褒めるとそれが伝わったときにあなたの印象はより良くなります。
優しい人と思われるための過剰な行動は慎む
他人を褒めると優しい人に思われると言いましたがやり過ぎは逆効果です。
常に謙って他人のことばかり褒めていると嫌味っぽくなります。
性格に裏がありそうと判断されることもあります。
優しい人と思われるための過剰な行動は慎まなければなりません。ただの出しゃばりに見えます。
自分の印象を優しくすることと全員に良い顔をすることは違うのです。