怒りっぽい人は左手を使うことで自制心を鍛えることができる

あなたは怒りっぽい人ですか?
そしてその怒りにまかせて衝動的な行動を取ってしまうことがありますか?

もしあなたがこのようなことで悩んでいるのならそれを改善する方法があります。

それは左手を使って生活することです。(左利きの人は右手を使って)

使い慣れていない手を使うたびに不自由な思いをすることで、自制心が鍛えられキレやすさを改善できるということが分かりました。

怒りっぽい人、キレやすい人は自制心が弱い

相手の失礼な態度や攻撃的な言動によってすぐにキレる人がいます。
中には自分自身の失敗によっても怒りを覚え誰かに当たってしまう人もいます。

こういった怒りっぽい人とそうでない人の違いは何かと言ったら自制心があるかないかなのです。

怒りっぽい人のほうがマイナスのエネルギーを受け取りやすいということではありません。自制する力が弱いのです。

そしてこの自制心は使うほどに鍛えることが可能なのです。反対に使わなければ衰えるとも言われています。

実験結果:2週間で怒りっぽさが改善された

ニューサウスウェールズ大学のトーマス・デンソン博士らの研究チームが利き手と反対の手を使って生活したら怒りっぽさが改善されるのかという実験を行いました。

具体的には被験者に利き手ではない方の手を使って歯を磨いたり、ドアを開けたり、マウスを操作するということを2週間行ってもらいました。

その後に他人から批判されたときに復讐したいと思う気持ちがどれだけ強くなるかを計測しました。
具体的にはゲームをプレイしたとき相手プレイヤーにどのような攻撃をするかを観察したのです。

その結果、怒りを感じやすい人ほど利き手ではない手を使うことによって復讐したいという気持ちが弱くなるということが分かりました。

つまり使い慣れていない手を使うたびに不自由な思いをすることで自制心を鍛えることが出来たということです。

衝動性と犯罪

衝動的であるということは暴力や犯罪につながることもあります。

実際に刑務所にいる囚人のうち暴力犯罪に関係する人は自制に関する脳部位の働きが弱く、それ以外の犯罪者は平均的なレベルという研究もあります。

怒りっぽい人は普段から利き手と反対の手を使うことでそういったリスクを下げましょう。

また利き手でないほうを使うことで脳のその他の部分も活性化すると言われていますから様々なメリットを享受できるのではないでしょうか。

参考文献:Thomas F. Denson, et al. (2011). Self-control training decreases aggression in response to provocation in aggressive individuals

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