不登校でも成功すれば武勇伝

もしあなたが不登校で悩んでいたり将来を悲観しているのなら少し考え方を変えてみても良いのではないかと思います。

学校は通うこと自体が楽しくないのであれば人生においてはただの通過点なのですから大袈裟に考える必要はありません。

自分が将来どうなりたいのかを考えてそこから逆算して今するべきことを決めましょう。

私は不登校のカウンセリングを専門にしているわけではないのですが相談を受けることがあります。
最初の頃は不登校のカウンセリングを看板に掲げているところは東京都内でもいくつかあるのでちょっと不思議な感覚もありました。

専門にしているところに相談せずになぜ私のところなのだろうかと……

理由はいくつかあっていくつものカウンセラーのもとを訪れた中の一つとして私のところに来たとか、たまたま近所だったからとか。

最も多いのは私がカウンセリングだけではなく経営コンサルティング(注)の仕事もしているからという理由です。
(※経営コンサルティングというのは簡単に言うと儲けたいと思っている会社や潰れそうな会社にいって儲かるようにしてあげる仕事です)

学校に行くことが目的ではない

これを読んでいるあなたがもし不登校のカウンセリングを受けた経験があるとしたら理解しやすいかもしれません。

カウンセリングではないにしても家族以外の誰かに学校へ行くように説得された経験でも良いでしょう。

きっとその話はあなたの心には響かなかったのではないでしょうか?

「カウンセリングしかしたことない人に何が分かるのだろう?」「マニュアルどおりのことしか言っていないのでは?」と思ったのではないでしょうか?

これらの意見は私が不登校の子供のカウンセリングをしたときの不満としてよく聞く言葉です。

不登校のカウンセリングに限らず社会人の仕事の悩みなどを聞いているときにもよく聞きます。

だからそれを分かっている保護者の人がカウンセラー以外の経験もある人に相談しようと思って私のところに相談するのです。

時には本人がここを選んで来る場合もあります。

保護者は様々な会社を見てきた経験のあるカウンセラーから「学校で学んだことが将来の仕事でも役に立つよ」と言ってもらえば子供も納得するだろうと期待して相談に来ます。

しかし残念ながら私は「学校に行ったほうが良いよ」とは言いません。中には行く必要のない子供もいるからです。

もちろん行った方が良いと思ったら言います。その判断は私がしています。カウンセリング前にこれを伝えると断わる保護者もいます。

「自分の子供を学校に行かせること」が目的になってしまっている保護者が少なくありません。
学校に行く目的は幸せに暮らすための方法を身につけることです。

なので学校に行かなくてもそれを身につけることができるのなら行く必要はないのではないかと思っています。

もちろん「行くな」とは言いません。でも行くのが辛くて生きるのも嫌になるくらいなら行く必要はないのです。

毎日学校に行ってボーっとしていた私

ときどき同世代の社長さんと話しをすることがあります。

1980年代生まれの私と同世代で社長をしている人はほとんどが自分で会社を興している人です。

彼らの中には学校をサボってばかりいたという人もけっこういます。
若手起業家の間では真面目に学校に通っていた人よりも学校をサボって色々なことをやってた人のほうがカッコイイという価値観すらあります。

サボってなにをしていたかというとプログラミングの勉強や読書をしていたのです。

私たちの世代で学生時代からプログラミングをしていた人は有利です。ちょっとアイデアをプラスして自分の会社を作ればそれなりに儲けることができました。

彼らと話しているときにいつも後悔することがあります。
それは私がほぼ毎日学校に通っていたということです。

私が真面目な子供だったからというわけではありません。
単に暇だったのです。暇なので学校に行く以外にやることがなかったのです。

授業中もボーッとしていただけです。まさに時間(人生)の無駄遣いでした。

もし今の記憶を持ってもう一度小学校からやり直すのであれば授業を物凄く真剣に聞くか、学校以外の場所で有意義に過ごすでしょう。

学校をサボってプログラミングの勉強ばかりしていたという社長に私が「自分もそうすれば良かった」と言ったことがあります。

そのときに社長が笑いながら「不登校になったのがきっかけだけどね」と教えてくれました。
家にいてもやることがないのでプログラミングを始めたのだそうです。

出席日数が足りなくなると進級出来なくなってしまうためときどきは学校にも行くようになったそうです。
そこで自分をいじめていた人にも会うわけですが辛くはなかったそうです。なぜなら彼らが幼く見えたからです。

将来の目標が決まってそれに向かって熱中していると他人が気にならなくなります。他人に嫌がらせをするような人間はとても幼く見えるのです。

10代のプロスポーツ選手が同世代よりも大人に見えることはないでしょうか?彼らは今やるべきことが分かっているからくだらないことに捉われないのです。

「不登校」を「夢に向けての準備中」に変える

インターネットテレビ局のAbemaTVでやっていた『会社は学校じゃねぇんだよ』というドラマの中で主人公が「どんなに恥ずかしいことも成功すれば武勇伝」というセリフを言います。

どんな失敗や屈辱も成功すれば誇れるくらいのエピソードになるということです。これは素晴らしい名言だと思います。

もしあなたが今不登校であることに引け目を感じているのならさきほど紹介した社長のように成功すれば良いのです。

「社長になんてなれないよ」という人も安心してください。
成功の定義は人によって違います。お金をたくさん稼ぐことが成功の人もいれば、多くの人に感動を与えることが成功の人もいます。

仕事でのみ成し遂げるとは限りません。温かい家庭を築くことが成功という人もいます。

人生は将来自分がどうなりたいのか?というところから逆算して考えなければなりません。

そうすれば学校がただの通過点に過ぎないという人だっているはずです。

私事ですが高校時代は部活が楽しかったですし、大学時代は全てが楽しかったので学校に行くこと自体が目的のようになっていた部分もありました。今でも良い思い出です。

ただ小学校や中学校については特に嫌なことがあったわけでもないのですが楽しいとも思っていなかった気がするので今はほとんど記憶にありません。

人間というのは良いことも悪いことも感情が揺さぶられなかった記憶は忘れやすいのです。

SNSを通じて当時のクラスメイトが連絡を送ってきたことがあったのですが思い出すまでにかなり苦労しました。
脳内の記憶を司る部分に障害が起こったのではないかと心配したくらいです。

公立だったのでたまたま親がその地域に住んでいたから通っていただけのまさに通過点だったのかもしれません。
学生の頃というのは学校が社会の全てのような錯覚に陥ることがあります。不登校だととても悪いことをしているような気分になるかもしれません。

しかし大人になって振り返ってみるとただの通過点でしかなかったということに気がつきます。
夢に向かって行動している人は学生の頃からそれに気がつきます。

学校に行かないことが問題なのではありません。
1日中ネットやゲームをして10代の貴重な時間を消費していることが問題なのです。

学校に行っていても無駄に時間を過ごしていたら同じく問題です。

今学校に行っていない人は夢に向けて行動しましょう。
そうすれば「不登校」という状態は「夢に向けての準備中」という状態に変わります。

成功したら「学校なんか行く意味ないと思ってたから家でひたすらプログラミングの勉強をしてた」とハッタリをかましても良いのです。

そのうち「不登校がきっかけなんだけどね…」と笑いながら話せる日が来るのですから。

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